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ZouGroupの制作とかの日記 第六回

どうも、ご無沙汰しております。グラフィック等々担当の織田信ヤェです。今日はクリスマスでございますが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
ZouGroupのメンバーは当然ながらゲーム作製作業に打ちこんでいるはずでございますが、プレイヤーの皆様方ももちろんロード・オブ・ウハウハをプレイしてお楽しみくださっていることと推察しております。

クリスマスといえばサンタクロースですが、本サークルの拙作にもサンタクロースがときおり登場しますね。
本当は、現在「水晶の洞窟」となっている地点に別の通過ダンジョンがあって、そこでサンタが強くクローズアップされる予定だったんです。その名残がちらほらと町々に見えていることがあるのですが、PE版(完全版)ではそのあたりも本来の路線になるよう強調されなおす予定です。一度ボツになったその通過ダンジョンも、現時点では別の個所に復活させる計画で進んでおりますので、どうぞお楽しみに。

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前に私が書いた日記では、なんとも長ったらしくバカらしい妄想設定を書きなぐらせていただきましたが、少なくとも現時点でアレに対する非難の声は出ておりませんので、今回も最後に書かせていただこうと思います……!
と、その前に、本来の趣旨として製作の進行状況を軽くお伝えしておきましょう。


現在、我々はEpisode8にあたる「和の国編」を作製している最中です。ダンジョンに関しては、7割くらいはできている感じでしょうか。ひとまずダンジョンに向かうところまではほぼ出来上がっているようですが、全体としてもおそらく7割目くらいの地点にいると思います。
早くプレイヤーの方々にEpisode8のラスボス戦をやってほしいです。音楽がすっごく良くて、バトラーも良い感じだし、自画自賛ではありませんが私がいくつかの素材を加工して作った戦闘背景が実によく合っていて、なんだかとてもテンションがあがります。

予定としては今年中にEpisode8を完成させることになっていて、本サークルの総監督的な立場の魔魅汚Pも完成させると豪語していたのですが、彼の体たらくのせいでもしかすると予定通りにはいかないかもしれません。
どう責任をとるのかと問いただしたところ、彼からは「ジューカ殿が謝罪します」という返答が得られたので、もし今年中にEpisode8が出来上がらなかった場合はプレイヤーの皆様にはジューカ殿から全裸焼き土下座の写真つきで謝罪がなされることでしょう。我々サークルメンバーに対しても、謝罪として別途、最高級レベルの焼肉がジューカ殿のおごりでふるまわれることになっております。楽しみです。

ちなみに、Episode7の「ホラー編」はジューカ殿が作業さえすれば完成する段階に達しています。プレイヤーの皆様から「はよ作れやカス」などといった感じで熱い叱咤激励の言葉をいただければ、必ずや奮励努力してくれるものと思います。


TE版を公開してから追加したものですが、各Episodeのラストにはエンドカードみたいなものを描かせていただいております。
基本的にエンドカードは主人公一行ではなく、各Episodeに出てきた重要なキャラだけどパーティーメンバーにならないキャラクターを描いておりますが、Episode8では魔王討伐隊のキャラクターを何人か描かせてもらいました。やっぱり主要キャラクターは描いていて楽しいですね。主人公はあまり楽しくないですけど。
魔王討伐隊の誰かのファンでいらっしゃれば、そちらのほうも、ぜひ楽しみにしていただけたらなと思います。


それでは、このあたりで近況報告は切り上げることにいたしましょう。
皆さん、今年はZouGroupをお引き立ていただいて本当にありがとうございました。また来年もどうぞよろしくお願いいたします。

ここから先は、一部のプレイヤーの方にはお楽しみかもしれません、私の妄想裏設定がだらだらと書きなぐられております。興味がおありの方はどうぞ。ホントにめちゃくちゃ長いですが、ご容赦を(笑)。
なお、言うまでもないかもしれませんが、一部TE版のネタバレがどうしても含まれてしまっております。まだ『ロード・オブ・ウハウハ ~ヲカンの野望~ TE』を未プレイの方はぜひ先にそちらをクリアしていただければと思います。



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前回は、魔王討伐隊の旅のなかでゲームでは描かれていないような部分を少し説明させていただきましたが、今回は魔王討伐隊のメンバーが旅に出るまでにどのような人生を送ってきたのか、それを中心に妄想設定を書こうかと思います。主人公たちの妄想裏プロフィールみたいな感じですかね。

もちろん、私個人の妄想とはいえ、公式の裏設定であることには違いありません。これを一助に、各キャラクターの理解をさらに深めていただけたらと思います。



まずは、我らが主人公・アフィカスことアフィリー。ちなみに18歳です。
何かと制作陣や作中のキャラクターからは不憫な扱いを受けている彼ですが、別にイジメられているわけではありません。彼の魅力が最大限に発揮されるように、彼を心から愛している制作陣なりに努力した結果、ああいう感じになったのです。
そんな彼が魔王討伐の旅に出る前というのは、いったいどんな感じだったのでしょうか。説明をさせていただきたいと思います。


幼い頃に将来の夢は何かと訊かれたら照れながら「うま味」と答えていた無邪気な彼ですが、13歳のときに放送されていた深夜アニメ「魔法少女 マジカル☆ヒトミ」のヒトミちゃんと運命的な出会いを果たしたことで、彼の心に一片の穢れが宿りました。このときに会得した不気味なニヤけ顔が、作中では「スマイル」という技になっております。
その日から昼夜を問わずヒトミちゃんにふさわしい男となるべくヒンズースクワットをやりつづけて己を鍛えあげた結果、今では不気味なほどの足腰の強靭さを手にすることとなりました。正直、各ダンジョンのギミックも彼の足腰があれば余裕でクリアができてしまいそうなのですが、他のパーティーを置き去りにするわけにはいかないので基本的に彼の足腰が役に立つことはありません。

一途を気取っている彼はヒトミちゃんのことだけに執心しているのかと思えばそうでもなく、意外に多趣味な一面があり特技も多岐に渡ります。Episode5でポロリと「ウサギの飼育」とかいう言葉が出てきますが、それも彼の趣味のひとつでした。中学校では飼育委員をやっていたのです。
中でも、足の裏のどの部分がどの臓器に対応したツボなのかということに関しては他の追随を許さぬほどの見識があり、通っていた中学校では「足の裏マン」と敬意をこめて呼ばれていた時期もありました。

彼の半生とはあまり関係ありませんが、好きな食べ物はスルメの骨です。
食に関しては意外に口うるさく、肉類は生焼けのほうがおいしいんだという持論をいつも得意気に語っていましたが、一度生焼けの鶏肉のせいで腹を壊して以降、肉類はなかば黒焦げの炭になるまで焼くようになりました。
周囲の人に対しても、十分に肉が焼けていても「まだダメだ!」と口を挟んでくるのが地味に鬱陶しいらしいです。


高校では一部の生徒からヒトミちゃんマスターとして崇められていましたが、その一方でチャラチャラした男子生徒たちに、いつもヒトミちゃんフィギュアのパンツがギリギリ見えそうだけど見えないラインを追究していることを馬鹿にされるなど、一概に順風満帆とはいえない学生生活を送ってきました。
今でもヒトミちゃんを馬鹿にしたその男子生徒たちのことを憎んでおり、たとえ何の関係もない赤の他人であっても、彼らと似たような名前や髪型の者を見かければ敵意をむきだしにして怒りだし、頭にホッチキスの芯を振りかけようとする習性があります。
なお、その男子学生本人たちに対しては、彼らの家の庭にツタを密かに植えつけ、最終的に庭も家も何かのダンジョンかと見紛うほどのツタまみれにして見事な報復を遂げました。かつて甲子園球場の外壁にびっしり繁殖していたアレと同じツタです。繁殖力がすさまじいので、庭には決して植えてはいけません。

そうして苦難にも堂々と立ち向かってきた彼でしたが、あるとき、健康診断の尿検査で尿を採取したはいいものの提出することが異様に面倒に感じられて以降、高校に通うことをやめてしまいました。これが引きこもりのニート生活を送るきっかけとなるのです。ニート生活では特に何をするわけでもなく、カーテンの隙間から漏れてくる太陽の光を避けることと、ひたすらヒンズースクワットをくり返すことばかりに明け暮れていました。
そして、それからしばらく時は流れ、彼は栄光の勇者として魔王討伐の旅に出ることになります……。
なお、旅立つ前にはずっと保存しておいた尿を1年ごしに高校に提出し、唯一の心残りをきっちりと払拭してから故郷ラジスラントを発っています。


いやはや、実に波乱万丈な人生ですね。それが彼の強さになっており、魔王討伐という使命を果たすエネルギーとなっているのでしょう。
PE版ではもっと魔法少女ヒトミちゃんを推していきたいと画策しております。




さて、続いて魔王討伐隊の名目上のリーダー・王様です。裏設定では62歳です。
正直よく分からないキャラすぎて、魔魅汚Pから何でも好き勝手に設定をつけていいと許可されていても何を書けばいいのか分からず困っております。何があればあんなワケの分からないジジイが出来上がるんでしょう……。
まぁ、何とか適当に裏設定をつけていきたいと思います。


彼は自らも周囲からも「王様」と呼ばれていますが、別に王家の血筋でも何でもありません。立場としては一応ラジスラントの政治を担っているので、正確には町長というのがふさわしい肩書きです。
もちろん、生まれたときはただの一般人ですので、今では城のような見た目をしている町役場で暮らしていたわけではありません。普通の民家で生まれ育ちました。

58歳になるまではずっとボクサーとして活動をしてきました。それが彼の戦闘スタイルにもなっているわけですが、魔物をボコボコと倒していくのを見ればお分かりのように、かなりの強さを誇った大人気ボクサーでした。あまりの強さにつけられたニックネームが「ボクサー・キング」です。そのせいで、彼は自分が王様なのではないかと勘違いをすることになりました。
本当に向かところ敵なしで、かつて彼をノックダウンさせたボクサーはヒグマだけです。あの分厚い王様っぽいマントを脱げば、背中にはそのヒグマとの苦闘が生々しい傷痕として残っています。

正直ボクサーとして今後も十分に生計を立てていくことができるはずだったのですが、そのヒグマに敗北して以来、彼はきっぱりとボクサー人生を引退しました。そして、持ち前の頭のよさを活かして心機一転、政治家になることを志しました。目指すは故郷・ラジスラントの町長です。
その選挙を裏でずっとサポートし続けたのが、ボクサー王様の熱狂的なファンかつセコンドであった、あのブサイクな顔のツンデレ大臣でした。ちなみに、ヒグマとの戦いでボクサー人生初の試合放棄のタオルを投げこんだのも彼で、そのときの彼の涙は多くの人々の心を打ちました。
大臣のサポート役としての手腕は町長選挙においても見事なもので、もともとボクサーとしても知名度の高かった王様は、檻に閉じこもるのが趣味の男や、ラジスラントの民家に住むアフィリーの師匠の男など、多くの強敵をはねのけて当選を果たしたのです。


晴れてラジスラント町長となった彼はほとんどの政務を大臣に預けることにしました。政治のことはよく分からないということでそのような判断を下したのですが、任された大臣も元々の本職はお花屋さんだったので、政治のことはよく分かりませんでした。
それでも何とかマトモに政治が機能しているのは、大臣が死にもの狂いで税金の取り立てを行ってきたからでした。おかげで現在の大臣はあまり町民から人気がありません。王様は今現在もそこそこ人気があります。
ちなみに、町長になって以降、王様自身が着手したことは町役場を城の見た目にすることと、壊れていたラジスラント大橋を修理するということだけです。あとは日課としてのトレーニング、ケーキ作り、献血、ザリガニ釣りなどをして悠々自適の税金生活を送ってきました。

安穏とした日々が続くなか、あるとき大臣が血相を変えて王様のもとへ走ってきました。そして大臣が叫ぶのです――――「ついに魔王が復活してしまいました!」

なお、ラジスラントの町長としての任期は4年と定められていますので、そろそろ王様の任期は満了となります。




いやぁ、ここまででもかなりの文章量を書いていますが、ここまできたらちゃんと全員分を書かせていただきます。私のウハウハへの愛が伝われば何よりです。
読み疲れた方は、ロード・オブ・ウハウハでもプレイして気分転換してください。

さぁ、続いては大天使・オリクスです。正直、彼女のことを書きたいがためだけに仕方なくアフィカスや王様のことを書いてきたのです。
作中では戦闘をすればヒーラー役、キャラクターとしてはツッコミ役、ストーリーとしては事実上の勇者役など、本当に欠かすことのできない存在です。
ロード・オブ・ウハウハはEpisode1からが本編で、Episode0はあくまでもオマケでしかありませんから、やっぱり本作の主人公はオリクスと考えるのが妥当なんでしょう。いっそアフィカスや王様ごとEpisode0を消してしまえば本作は完璧になるのかもしれません。
ちなみにオリクスは14歳です。かわいい。

オリクスは生まれも育ちもプラフィーで、そこから他の町には一度も行ったことがありません。そのぶん故郷に対する愛着は強いのですが、我がサークルの社長であるZouの悪意によって故郷を滅ぼされてしまい、なんとも悲劇的な運命を背負ってしまった女の子です。
いわばロード・オブ・ウハウハの本編ストーリーは彼女の成長とともにあるわけで、Episode3やまだ公開されていないEpisode7などでそのことが描かれています。
実際に本作をプレイされた方はご存知でしょうが、プラフィーという村は珍しく変な住人がほぼいないところです。したがってオリクスは(最近ちょっと影響されてきている気もしますが)アフィカスや王様と出会うまでは毒されておらず、ごくマトモな人間として育ってきました。
ちなみに誕生日は1月23日。小ネタですが、これはオリックス・バファローズの前身である阪急ブレーブスが創設された日です。


プラフィーは小さな村なので学校らしい学校というものはなく、イメージとしては小学校から高校くらいまでの子供が寄せ集めにされた小さな寺子屋みたいなのがあるだけです。『ひ〇らしのなく頃に』の舞台の学校みたいな感じを想像していただければいいと思います。
そこでオリクスも教育を受けてきたわけですが、彼女は実に優秀なうえに勉強熱心な子だったのでどんどんと学問を修めていきました。
特に、こちらの世界でいう化学や生物学に対する力は目を見張るものがあり、その両者がミックスされた薬学という分野で才能が開花します。彼女は10歳を超えたあたりから町の薬屋さんのもとで薬のことを習いはじめ、めきめきとその能力を伸ばしていきました。

ちょうどプラフィーの近くにある岩の洞窟を抜けると、そこには色々な薬草が生えていて、オリクスの格好の遊び場となりました。そうです、初めて主人公と王様がオリクスと出会ったあの場所です。最後に彼女が植えていた薬草……ちゃんと回収しに行きましたか?
ただ、あそこへ行くまでの道のりには多少のモンスターが出てきてしまうため、オリクスは弓の扱いと魔法を学ぶことにしました。弓は身近にいた猟師の人に教わり、魔法は本を読んで独学です。
そのため、彼女の使う魔法は少し独自のアレンジがくわえられていて、特にヒール系の魔法に優れているということになっています。努力をする天才はスゴいんです。いつかウハウハの大谷翔平と呼ばれる日がくることでしょう。


さて、そんな穏やかで平和な日々を送っていたオリクスでしたが、あるとき村に人食い狼が現れます。狼の森に住まう主として恐れられていた人食い狼ですが、今までは森から出てきたことは一度もなく、この突然の襲来に村は大混乱となりました。
なんとか村にいた人々が戦いましたが、ろくに抵抗することはできませんでした。そのときの爪痕がプラフィーの村長宅の外壁に残っています。やがて、どこからか人食い狼の子どもがふらふらと現れると、狼は我に返ったように子どもを連れて森へ帰っていきました。
しかし、多くの人が傷を受け、死んでしまった人も何人か出てしまいました。オリクスは多少の戦闘能力はあったものの、その人たちの看護と治療に精一杯で悔しい思いを味わいました。でも、彼女の作った薬のおかげで傷の癒えた村人が少なくなかったのも事実です。

村はその後もパニックが収まらず、村長を中心に狼の対策が練られました。そして、魔物の心が読めるという力をもつ村の教会のシスターが「あの狼は生贄を欲している」と述べたことで、プラフィーからは定期的に狼の森に生贄を差し出すという悲惨な決まりが生まれてしまったのです。
村人のなかに、プラフィーを捨てて移住をすると言いだした者はいなかったようです。村に対して、広島東洋カープに対する広島県民のような愛情があるんですね。
そうして、誰が生贄となるかは毎度シスターと村長の話し合いで決められ、若者が多く森へと送られていきました。自分が生贄になると言いだした大人や老人も多かったようですが、シスターが狼の言葉を代弁し、狼の意志が伝えられていたので仕方ありませんでした。
オリクスも、いずれ自分の番が来るという覚悟がありました。そのため、それまでにできる限り多くの人のため優れた薬を残そうと決意し、毎日のように洞窟の先の草むらで薬草を採取しに行くようになりました。

そんなある日、少し離れたラジスラントという町の大臣と名乗る怪しい男が「復活した魔王を倒すべく魔王討伐隊が旅を始めた」ということを大々的に世界に宣伝しはじめ、オリクスもその噂を耳にしました。
もう半ば生贄になったようなつもりで日々を送っていたオリクスは、そんな浮世のニュースにはあまり興味を持ちませんでした。ふと「魔王を倒すくらいの力がある勇者がいれば人食い狼も倒してくれるんだろうな」と儚いことを思っただけで、そのニュースはすぐに忘れられてしまいました。

しかし、オリクスがついに次の生贄となると決まった数日後……彼女はその魔王討伐隊と出会うことになるのです。
まさか、勇者がこんな変なやつだとはさすがに思っていなかったようですが(Episode1のアフィカスは必死になんとかマトモぶっていたのでセーフでしょうか?)。


とまぁ、彼女の半生をつづると真面目な話ばかりになってしまうので、少し私が勝手に妄想に妄想を重ねたどうでもいい裏設定も書かせてもらいましょうか。


オリクスは完璧そうに見えて意外に弱点も多い子で、Episode6やEpisode7でその一部が出てきます。基本的に女の子女の子した感じの彼女ですが、虫にはあまり抵抗がありません。別に虫が好きなわけでもないですが、そのあたりは田舎娘ですから慣れっこなんですね。ちなみに、実はチバロッテは虫が苦手です。
好きな食べ物は、作中には描かれていませんが、アップルパイです。色んな町へ行くたび、ひそかにアップルパイが売っていないかと探していることは彼女だけの秘密です。ちなみに、意外にアップルパイを売っているところがなかなか見つからず、ようやくEpisode5のネオルフのカフェでそれを見つけた日、彼女は終始ニヤニヤとしていて上機嫌でした。みんなと一緒に食べました。

本業も本職も趣味も「お薬!」みたいな彼女ですが、前回の私の日記でも書きましたが、実はけっこうファッションには興味があります。ファッションに関してだけですが、都会のオシャレな雰囲気に対する田舎者の憧れみたいなものがあります。
ですが、ファッションといっても服というよりは、どちらかというとアクセサリー系のほうに興味があります。さりげないオシャレがオシャレだと考えるタイプです。なので、旅のなかでたまにアクセサリーを買うことを楽しみにしています。
ときどきアクセサリーっぽい装備品が出てきますが、そういうのを彼女に装備させてあげると、実は喜んでいるかもしれませんね。

プラフィーはかなりの田舎でオシャレとはほど遠い村だったので、あまりアクセサリーなんかは売っていませんでした。その点だけが故郷に対して不満があったのですが、実はプラフィーにはメガネ屋さんがいて、そこだけが少しオシャレなメガネを売っていました。
しかし、悲しいかな、オリクスは視力が1.2とメガネを作る必要性がありませんでした。それでも、どうしてもオシャレなメガネが欲しかった当時8歳のオリクスは、お小遣いを貯めてダテメガネを購入することに成功しました。赤いフレームのメガネです。
でも、目がいいのにメガネをかけて外を出歩くのはちょっと恥ずかしかったので、結局は自室でときどきかけて遊ぶくらいのことしかしませんでした。それでも、赤メガネで遊んでいるときのオリクスはとても楽しそうにしていました。

ちなみにそんな思い出のメガネもEpisode1の騒動でなくなってしまいます。でも、これまたネオルフでメガネ屋さんがあったのでまたしてもダテメガネをひそかに購入したオリクスなのでした。




さぁ、オリクスでまたかなり書いてしまいましたが、私の妄想は止まりません。雪だるまにされてしまったティロにいきましょう。

ご存知の通り、彼女はエルフという特殊な種族なんですが、我々製作スタッフがエルフというものをよく分かっていないのでそれが活かされている設定は皆無です。
生態もよく分からないので、正直、裏設定を練るにも困ります。ハッキリ言って耳の形以外に人間と何が違うのかが分かりません。しかも、その耳も私のこだわりで髪に隠れてちょこっとしか見えないという……。
たぶん、あの世界のエルフは異様な長寿とかではなくて人間と同じような寿命であり、見た目年齢と実年齢が解離しているということもないと思います。ティロはオリクスよりちょっとお姉さん、16歳の女の子です。
ホントにどうでもいい妄想設定ですが、彼女、もしもギャルゲに出て主人公に口説かれたら、主人公の前では軽く笑っていなしてくるけど、主人公が去ったあとに一人で顔を赤くして、真顔で心臓をバクバクさせるタイプです。


ティロが旅に出るまでの半生ということですが、彼女は無個性なのが個性というキャラクターにしたいと思っているので(目標は『ぱ〇ぽにだっしゅ』の桃瀬く〇み)、正直何か特別なことなんてしていません。せいぜい、戦闘が他のエルフより強いことと、楽器が得意で色んなものを弾けるということくらいしか差別化できることがなく、あとは普通のエルフと同じことをしてきました。
だから、どちらかというとティロの話というより、あの世界のエルフ族の話ということになりそうなんですが……まぁ、いいですよね。

エルフ族……ウハウハにはイピタル以外に登場した例がないんですが、実は全世界に隠れた集落があります。ただ、あまり人間には発見されておらず、人間に関わろうとしてくることも稀なので、イピタルのように偶然見つける以外には出会う機会は多くありません。少なくとも作中に出てくる予定はないです。
イピタルを見て思った方もいらっしゃるでしょうが、ただでさえ数の少ないエルフの中に、一人も男のエルフが見当たらないんですね。これが原因でエルフが出芽で増殖するなんていう意味の分からないことをpixivでうちの学級委員が口走っていますが、そんなことはありません(彼の言うことは本当に理解に苦しみますね)。
実はちゃんと男のエルフもいるんです。ただ、魔王討伐隊がイピタルに訪れた時期、男のエルフはそろって遠洋漁業に出かける風習があるので見かけないだけなんです。マグロをとりにいっているそうです。

ちなみに、イピタルは我々の世界でいう学生寮みたいな里であり、長だけが大人で他のエルフの子たちはみんなティロと同世代の子どもです。あの里で親元を離れて暮らしつつ、お勉強や戦闘・魔法や仲間と協力した作業なんかを長に教わるわけです。だから、作中には出てこないんですが、ちゃんとティロには父親も母親も存在します。


結局、このくらいのことしかティロの半生については語ることがありませんね……。つくづく無個性キャラの不憫さが目立ちます。
Episode3の事件に至った経緯くらいは話しておいてもいいかもしれませんが、あれは奴隷商人にイピタルという隠れ里がたまたま見つかったことが原因だというだけで、それ以上話すことがないんですよね……。
仕方がないので、正直ここに書いて公式裏設定にしていいのかどうか悩むくらいの個人的な妄想でも書きましょうか。内容は旅に出る以前ではなく、旅に出た以後になってしまいますが。

ティロ、実はホントにちょっとだけ百合っ気があります。露骨でもなく、本人にも周囲にも別に意識されることがない程度ですが、実は百合っ気があります。私のなかでは。
作中では基本的にぽわーんとしたおとなしい子なんですが、実はオリクスやチバロッテと二人きりになったときなどにほんのちょっとだけ雰囲気が変わります。少しイタズラなところが出てくるというか、修学旅行のときの学生みたいな感じになります。

具体的には、宿屋なんかで女の子だけになったときとかに、やたらとオリクスやチバロッテの髪の毛を触ってきたりします。
ゲームでは顔グラが変わらないのでプレイヤーには伝えられないのですが、実はときどきオリクスの髪の毛が三つ編みなどにされていることがあります。それは朝、髪の毛をまとめているオリクスでティロが遊んだ産物なわけです。自分よりも周りの女の子の髪を弄るのが好きなようです。
いつも朝はチバロッテ→オリクス→ティロの順に目が覚めるので、オリクスが髪を整えているときのティロはまだ寝ぼけまなこなのですが、そのときのティロはとても楽しそうにニヤついています。オリクスだけがちょっぴりティロの百合っ気に気づきつつあります。

チバロッテも時々弄られてしまうのですが、彼女は朝が早いのでちょっと寝ぼすけのティロはなかなか遊べる日がなく、そのぶんお風呂なんかで触られています。




さて、とうとう字数が1万字を超えてしまっていて笑えてくるんですが、あと一人ぶん書かねばなりません。現時点で前回の私の日記の倍を超えております(笑)。これが愛情というやつです。
最後はZouGroupのなかで人気の高い(たぶん我々と性格が似ているため)チバロッテです。彼女も16歳ですね(サダハル博士が設定した現時点での年齢)。ティロと同い年です。

ちなみにチバロッテがサダハル博士によって作られたのは、主人公たちがネオルフにやってくる10ヶ月ほど前です。だから、設定年齢という点では、旅の途中で彼女が一番初めに17歳になります。女性陣のなかでは、ね。
というわけで、彼女は生まれてからまだあんまり時間が経過していないのですが、何とか旅に出るまでのことを書いてみたいと思います。


チバロッテは稀代の天才科学者・サダハル博士によって作られました。まぁ、こんな完全に人間と区別のつかないロボットを作っていながら、ワープ装置にいまだ手間取っているということから想像もつくかもしれませんが、実はサダハル博士は生命工学や情報工学が専門なんです。とはいえ、天才だから他の分野でもスゴい業績を残しています。
あまたあるサダハル博士の発明品のなかでも、チバロッテは最高傑作です。完全に人間をコピーしきっています。おかげで設定年齢16歳の彼女は反抗期に入っていて、サダハル博士はずっと反抗されっぱなしです。

まぁ、なんとなく分かってくださっているプレイヤーの方もいらっしゃるでしょうが、反抗しているからといってチバロッテはサダハル博士を嫌っているわけではありません。むしろ、どうでしょう、言葉の端々からサダハル博士に対する彼女の親愛の情がうかがえませんかね? そういうつもりでテキストを書いた部分もあるんですけど……。
イメージとしては、反抗期だけど内心はお父さんのこと大好きな女の子、みたいな感じですかね。
それをサダハル博士自身も分かっています。ただ、ときどき調子に乗りすぎて本気でキレられます。例えば、Episode5の中ボス戦のときの「ロボがロボロボ」とか……。

結局、生意気な口は叩いても、きちんと家事や発明のお手伝いをしてくれるのがチバロッテという子です。本当はとても優しい女の子なんですね。
そう思うと、Episode5のはじめのところでサダハル博士の研究所にチバロッテがおつかいから帰ってくるシーンなんか、なかなか良くありませんか? ラスボスとなるマザー警備ロボの発明でも彼女がお手伝いしているということが、最後のほうの会話で読み取っていただけたら嬉しいです。
ああ、ちなみにアフィカスはチバロッテによく罵倒されていますが、彼はサダハル博士のように本当はめちゃくちゃ好かれているというわけではありません。まぁ、本気で嫌いな相手には罵倒すらせず無視するのが彼女ですから、そこまで本気で嫌っているわけでもないのだろうとは思いますが。まぁ、そういう罵倒まみれの友人関係ってありますよね。なお、アフィカス本人はそれをツンデレだと思っていて日々幸せに感じています。


基本的にリアルさを追求して作られたメイドロボなのですが、サダハル博士は戦闘能力が皆無に近いので、それを補ってもらうつもりでチバロッテはかなり戦闘能力も高く作られています。
そのせいか、特に魔物と戦うわけでもなかったサダハルとの日々には退屈さも感じていて、内心では武器のハンマーを振り回して大暴れしたいという思いがありました。でも、いくらなんでもそれはワガママだろうと抑えていたのが、主人公一行と出会い、そしてEpisode5の事件を経てガマンができなくなってしまい、彼女は魔王討伐隊に加わることを決意したのでした。

このあたりは作中でしっかり描写されているところですが、サダハル博士もさすがにはじめはビックリしていましたね。でも、最後はちゃんと娘を送り出す父親のような心でそれを許してくれました。親の子離れです。
ただ、その日の夜はさすがにさびしくて、娘を嫁にやってしまった父親のような気持ちで、シゲちゃんとバーに行ってべろんべろんになるまでお酒を飲んだそうです。
どうでもいいことですが、シゲちゃんもツンデレですよね。サダハル博士はツンデレと相性がいいようです。誰かサダハル博士×シゲちゃん本でも書いて(描いて)くれませんかね。そうしたら、きっとジューカ殿あたりが喜ぶと思います。

裏設定でも何でもないんですが、PE版の攻略ページに使う予定で描いたチバロッテのプチキャラを使って、パソコン用の壁紙画像を作りました。今、私とTAKUMAのパソコンはその壁紙になっています。
たぶん、PE版が公開されるときにでも一緒にホームページで出されるんじゃないですかね。まぁ、いつになることか分かりませんが……(笑)。




さぁ、ホントに長々と失礼いたしました(笑)。12000字を越えております(笑)。
さすがにそろそろ駄文をつづるのも終わりにしたいと思います。もしも、この長大な妄想設定を読んでくださった方がいればありがとうございました。
改めまして、来年もどうぞよろしくお願いいたします。ではでは。
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コメント

No title

読み応えのある妄想裏設定でした。
オリクスちゃんは大天使ですよね!
アフィリーの半生だけ、ツッコミどころ満載なのがツボに嵌りました(笑)

PE版と全裸土下座写真を楽しみに待ってます。

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